強豪・大阪桐蔭に続きセンバツ連覇狙う敦賀気比も撃破

今秋の四国大会では池田、今治西、済美、明徳義塾と倒して26年ぶりの四国大会優勝。神宮大会でも3試合22得点と強豪校を力勝負で制して初優勝を飾った[写真=松田杏子]
古豪の見事な復活劇だった。第46回明治神宮大会・高校の部で初優勝を飾った高松商(香川)。「四国四商」の一つで、春夏合わせて甲子園出場44回、優勝4度を誇る名門だが、ここ数年は低迷が続き96年夏以来、全国の舞台から遠ざかっていた。
こうした状況で、昨年4月、同校監督に就任したのが中学教諭として飯山中、香川大付属坂出中の軟式野球部を全国大会に導いた長尾健司氏。大切にしてきたのは選手の自主性だ。
「間違えは、誰かに言われるんじゃなくて、自分で考えて気付かないと同じ失敗を繰り返してしまう。だから、時間はかかるけれど、言いたいことを言わないことも大事なんです」
また、打撃では普段から120パーセントの力で振ることを心掛けさせた。
「打撃練習が終わったときに・・・
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