新黄金時代の到来を予感させる強さで、ソフトバンクが一軍に負けじと二軍も力を見せつけた。巨人との顔合わせになった2015年のファーム日本選手権(KIRISHIMAサンマリン)は2対0で若鷹軍団が2年ぶり3度目の日本一に輝いた。

　ソフトバンク先発・岩嵜翔は自慢のノビのある真っすぐと多彩な変化球のコンビネーションで7回0/3を投げて6安打無失点。三塁すら踏ませない圧巻のピッチングで水上善雄二軍監督の起用に応えた。打つほうでも金子圭輔、若手成長株の斐紹のタイムリーで確実にチャンスをモノにし、終始試合の主導権を握った。一方、20年ぶりの頂点を目指した巨人だったが・・・