中日の大島洋平が達成した史上55人目の2000安打の大台。次なる「2000」の栄光に浴するのは果たして誰なのか――。 写真=BBM ※記録・情報は8月27日現在 
2020年に通算2000安打に到達した巨人・坂本勇人は大台を通過点に、現役最多の2293安打を積み重ねている
コンスタントだった大島
中日の大島洋平がついに2000安打の大台に到達した。現役選手では巨人の坂本勇人、
西武の
栗山巧に続く3人目の偉業達成だ。では、次なる「2000」の達成者は誰になるのか。そして近未来の「2000」候補は誰なのか。
大島は38歳になるシーズンだが、大卒社会人出身で実働は14年目。デビューから高いレベルでコンスタントに安打を積み上げ、今季も衰えとは無縁で規定打席に乗って打率は.285、打撃ランキング12位につけている。だが実は、この「2000までコンスタントに」という「継続性」のハードルは非常に高い。
通算安打数だけで言えば、巨人の
中島宏之が残り72本と「2000」に最接近している。しかし、41歳となった今季は一軍出場8試合で5安打。ケガで出遅れた上に、「右の代打の切り札」の座をチームに復帰した
長野久義に奪われ、ここまで出番に恵まれていない。21年は49安打、昨季は24安打だったことを考えても、「2000」の大台にたどり着くのはいばらの道だろう。同じ理由で6位の1832安打を記録している巨人の
松田宣浩も厳しい。今季から新天地を求めたものの、一軍出場は8試合で1安打。残る道のりも中島よりはるかに遠い。
「次なる」という意味では、やはり
ヤクルトの
青木宣親が最右翼だろう。MLBでも774安打を放ち・・・
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