2位に10ゲーム差以上をつける独走V全143試合を戦い抜き、マジック未点灯で逆転優勝を果たした過去2年と異なり、今季は130試合目の9月20日に優勝を決めたが戦い方は何ら変わらない。優勝決定時までのチーム成績の数字を出せば見えてくる確かな戦略こそ強さの秘密だ。 ※文中の数字はV決定時まで 明確な戦いのベース
79勝47敗4分け、勝率.627で貯金32。シーズン130試合目となった9月20日の
ロッテ戦(京セラドーム)に6対2で勝利して、リーグ3連覇を決めた時点での星勘定だ。開幕5試合目で2勝3敗の借金1となるも、翌6戦目に
山本由伸、さらに7戦目で
宮城大弥が先発して連勝してすぐに貯金生活に転じ、再び借金1となったが4月11日以降は勝率5割を下回ることなく、コツコツと白星を積み上げた。終わってみれば最大連敗は4、対して4連勝以上は9度で月間負け越しはなし。安定した戦いで、3年連続でリーグの頂に立った。
【DATA1】V決定時のチーム成績 
※丸数字はV決定日時点のリーグ順位
そんな“安定感”を呼んだのは、やはり・・・
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