大学生は秋季リーグ戦が終盤に差し掛かり、同シーズンが終われば、3年生は最上級生になる。2024年ドラフトは明大・宗山塁が「超目玉」と言われているが、プロを目指す選手は「3年秋が勝負」と言われており、1球に全力を込めている。来年も大学生が中心のスカウト戦線となりそうな予感だ。 取材・文=佐野知香 写真=矢野寿明 
佐々木[右]は攻撃的二番打者としてフルスイングを徹底。今春から四番の西川[左]は豪快なスイングで、相手バッテリーに重圧をかける
フルスイングが魅力
今秋の東都大学リーグは最終的に1~3位が勝ち点3、4~6位が勝ち点2で並ぶ、まさに混戦模様だった。青学大は最終週まで優勝と最下位の可能性を残しながら、首位にいた日大に連勝。勝率差で日大、中大を上回り、2季連続14度目の優勝を遂げた。リーグ連覇は3連覇した2005年春~06年春以来。「名門復活」がいよいよ現実味を帯びてきた。
来春、東都3連覇も期待される次チームの柱となるのが、西川史礁と佐々木泰の右の強打者2人だ。
西川がブレークを果たしたのは・・・
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