大学生は秋季リーグ戦が終盤に差し掛かり、同シーズンが終われば、3年生は最上級生になる。2024年ドラフトは明大・宗山塁が「超目玉」と言われているが、プロを目指す選手は「3年秋が勝負」と言われており、1球に全力を込めている。来年も大学生が中心のスカウト戦線となりそうな予感だ。 取材・文=岡本朋祐 写真=矢野寿明 
今秋は五番打者として4カード終了時点で、3本塁打をマーク[写真は2打席連続本塁打を放った東大1回戦の1本目]。今春も2本塁打を放ち、持ち前の長打力を発揮している
本塁打量産の裏付け
早大・
小宮山悟監督には学生がプロ志望する上で、一つの基準がある。3年秋に結果を残すことで、次年度のNPBスカウトの見方が変わってくるという視点。吉納翼は秋の開幕カードの東大1回戦で一発回答を出した。大学では自身初の2打席連続アーチ。4回裏に中堅右への先制2ランを放つと、6回裏一死二塁で・・・
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