@沖縄県那覇市・沖縄セルラースタジアム那覇、取材・文=坂本匠、写真=小山真司 目を疑った。2月18日、韓国・LGを迎えた
高橋由伸監督となっての初対外試合(那覇)でのことだ。「サインは出しません。このキャンプでの成果を見せてほしい」とどっしりと構えた指揮官の前で、ドラフト2位ルーキー・
重信慎之介(早大)が魅せた。5回一死から右前打で出塁すると、
吉川大幾の右翼線への深い飛球に一塁ベース上でタッチアップの構え。記者席では「え、まさか?」の声が漏れる中、捕球と同時に猛然と駆け出し、あっという間に二塁を陥れたのだ。
「良い判断ができたと思います。打球が伸びていきましたし捕る姿勢を見て、行けると思いました」
173センチの小柄な体を、さらに小さく丸め、足を高速回転させるスピードもさることながら、何より・・・
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