2024年、新潟がイースタン・リーグへ参加することにより1リーグ制となるBCリーグ。創設20年という節目の年を迎える四国アイランドリーグplus。23年秋のドラフト会議での指名者数を見ても、ともに野球界における存在感が増していることは明らかだ。変化と進化を止めない独立リーグから24年も目が離せない。 文=岡田浩人(BCリーグ)、高田博史(四国アイランドリーグplus) 【BCリーグ】新体制で挑戦の1年に

北地区を制した信濃。2024年シーズンは7球団によるリーグ戦となる
ルートインBCL(ベースボール・チャレンジ・リーグ)の2024年シーズンは、ファーム戦に参加する新潟が抜け、福島、群馬、信濃、茨城、栃木、埼玉、神奈川の7球団が地区分けなしでリーグ戦を行う。4球団でスタートした07年以来、17年ぶりに「1リーグ制」の公式戦の形をとる。
リーグの村山哲二代表は「各球団による代表者会議で議論を重ね、このタイミングでしか『1リーグ制』による公式戦ができないかもしれないから、7球団でチャレンジしてみよう、という結論になった」とその意義を強調する。NPBファームとの交流試合も23年よりさらに増える予定で、ファンにとってバラエティに富んだ対戦カードが組まれるだろう。
23年に
西崎幸広監督(元
日本ハムほか)の下でチーム創設初のリーグ優勝を飾った埼玉、22年のリーグ優勝に続き23年は準優勝と近年安定した成績を残している信濃、そして埼玉と最後まで地区優勝争いを演じた栃木の“3強”が優勝争いの軸となると見られるが・・・
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