メジャー30球団の投手陣がスプリングトレーニングをスタートさせた。その中で、今週はアリゾナ州でトレーニングを進めている日本人メジャー投手に注目。それぞれに順調な投球内容を披露。また、アメリカでも注目のドジャース・大谷翔平の様子もお伝えする。 写真=Getty Images 
アリゾナ州ピオリアでメジャー1年目をスタートさせた松井[右]と13年目を迎えるダルビッシュ。お互いしっかりと調整を続けている
ソワソワ気分も
マウンドに上がった
松井裕樹は、打席に立った選手を見ながら、ソワソワしていた。現地時間2月16日、パドレスに移籍後、初めてメジャーの打者を相手に登板。いわゆるライブBPで投げたのだ。
「緊張しました。昨日(対戦する)メンバーが回ってきて見たんですけど、それから楽しみ過ぎて。実際に一流選手に打席に立ってもらった中で無事に投げられたのでファーストステップとしては良かったと思います」
対戦した打者がメジャーを代表する面々だった。
フェルナンド・
タティス・ジュニア、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツら7人。ボガーツからはスプリットで空振り三振を奪った。メジャーにあこがれを持っていただけに、チームメートになったスターを相手に夢のような時間を過ごした。それでも浮かれることはない。「スプリットや、ある程度変化球でカウントが取れた。変化球のストライク率が大事になってくると思う」と冷静に自己分析していた。
さらに・・・
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