春季キャンプも終盤を迎えているが、本誌担当記者も精力的に取材を続けている。五感を働かせ、チームや選手の動きを見て、聞いて……。その中でつかんだ、とっておきのネタをここで披露しよう! 写真=BBM 阪神 体幹トレーニングで気付いたレギュラーと控えの差

「強化コンディショニング」で汗を流す阪神ナイン
@沖縄・宜野座村 能力の高い選手が集まったプロ野球でレギュラーと控えがなぜ生まれるのでしょうか……。連日の練習で最後のほうに行われるメニューに「強化コンディショニング」、いわゆるアジリティー(体幹トレーニング)があります。それを見ながら、レギュラー陣とそのほかの違いが少し分かったような気がしました。
岡田彰布監督はキャンプイン前、野手のレギュラー決定者は
近本光司選手、
大山悠輔選手、
中野拓夢選手と明言しましたが、彼らと
木浪聖也選手はトレーニング間のインターバルが非常に短いのです。近本選手と中野選手が一緒だとスイスイと進む。そのあとに来た選手たちは、トレーニングの強度が上がるにつれ、インターバルが長くなる傾向がありました。
そして最後は大山選手。間髪入れずに次々にこなしていく。もちろん苦悶の表情を少し見せることもありましたが、それでも歯を食いしばるような表情で次々とトレーニングを進めていきました。ある日のパートナーは昨秋に支配下となり一軍キャンプに抜てきされた右の大砲候補の
野口恭佑選手。先輩に食らいついていましたが、主砲の所作を近くで見てレギュラーになるには何が必要かを知ったはずです。将来を見越して、コンビを組ませる首脳陣の配慮も「さすが」と思った次第でした。(H・s)
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