レベルの高いア・リーグ東地区とワイルドカード争いを戦い抜くためには、この男のバットがカギを握っている。今季はDHとして打席に立っているが、後半戦に入り、本人が自覚するほど強いスイングで打てるようになっている。現在地区3位、ワイルドカードは四番手。ひりひりする9月にさらにギアを上げていく。 写真=Getty Images 
「強く振れている」といい感覚で打席に入っている吉田。緊張感が増すシーズン後半にバットでチームに貢献していく
後半戦に打撃好調 レッドソックス打線をけん引中!
レギュラーシーズンは佳境に入り、プレーオフ進出を懸けた戦いは熱を帯びてきた。2年連続でポストシーズンへの出場を逃しているレッドソックスでは、メジャー2年目の
吉田正尚が強い輝きを放っている。後半戦に失速してしまった昨年とは対照的に、指名打者での出場が続く今季は夏場に入ってその打棒が勢いづいてきた。
勝負強い打撃や固め打ちで打率はじわじわと上昇し、ワイルドカード(WC)圏内への浮上を期すチームの打線で貴重な働きを続けている。8月16日現在で後半戦は打率.352と絶好調で「しっかり自分の強いスイングでコンタクトできるようになってきた。今は打つほうでしか貢献できないので本当に一日一日、何とかチームに貢献できるように。自分の中ではまだまだやれると思っている」と必死の戦いを続けている。
7月の月間打率は・・・
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