
昨秋まで慶大の「13」を着けていたのは楽天・岩見雅紀。今春、自ら同ナンバーを志願し、一塁のレギュラーを奪取している/写真=川口洋邦
背番号「13」を継承する右の大砲
慶大の野球部合宿所(神奈川県横浜市)のすぐ隣に、ブルペンがある。
今春から「五番・一塁」を務める
嶋田翔(2年・樹徳高)はリーグ戦開幕に向け、誰もいないブルペンの右打席に立ち、黙々とバットを振ってきた。全体練習が休みの日も、日課の800本の素振りは欠かさなかった。
「練習量で負けるのがイヤなんです。努力もしないで、できないのは納得できない。努力してもできないこともあるけど、それなら後悔は少ないですから」。嶋田はキッパリと言う。
高校通算34本塁打の右のスラッガー。高校時代から「『勉強だけ』とか『野球だけ』ではなく、両方やって負けたくない」と文武両道を貫いて・・・
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