
7歳上の兄・一成[日本ハム]の背中を追いかけ、将来はNPBでのプレーを志望する[写真=矢野寿明]
V奪還のカギ握る不動の遊撃手
安定感のある守備に高い野球センス、そして勝負強いバッティングを買われ、
石井巧は1年秋から東都一部のリーグ戦を経験。2年春からレギュラーの遊撃手として、グラウンドに立ち続けている。
今春、中大はリーグ戦中盤から下位を低迷。石井は気合を入れるため頭を丸刈りに剃り上げ終盤戦に臨んだ。負けたほうが最下位となる駒大との最終戦、2点ビハインドで迎えた6回二死満塁から石井は1点差に追い上げるタイムリーを放った。中大は7回に3点を奪い逆転で勝利を収め、最下位を免れた。
昨春も石井はチームの危機を救う一本を放っている。リーグ戦最下位と苦戦した中大は、二部優勝校・東洋大との入れ替え戦を戦った。1勝1敗で迎えた3回戦、9回裏無死一、三塁の場面で石井はサヨナラ打を放ち、中大は一部残留を決めた。
勝負強いバッティングでチームの危機を救ってきたが・・・
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