
京都精華学園高は今夏の甲子園代表校・立命館宇治高との府大会準々決勝で敗退も、竹内監督の下で、インパクトを残した[写真=小中翔太]
名門校を撃破した要因
5対22の大敗スタートからわずか4年。新興勢力・京都精華学園高が王者を倒すまでになった。
もともとは女子校だったが2016年から共学となり野球部は19年4月に創部した。同年夏に1年生20人で初の公式戦に臨んだものの、結果は塔南高(現開健高)に冒頭のスコアで敗れ1回戦敗退。しかし力強いスイングが目立ち、何より実力校相手にひるむことなく立ち向かっていった。
1期生が最上級生となった翌年秋に公式戦初勝利、翌年夏も初戦を突破し夏の白星もつかんだ。その後も年々力をつけ、今春に初のベスト16。この秋は4回戦で甲子園常連の名門・龍谷大平安高を破り、ベスト8に進出した。
指揮を執る竹内太朗監督が創部当時を振り返る。「道具も人も場所もない状態・・・
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