
別海高は登録選手16人で今秋の北海道大会4強。準決勝では優勝校・北海高に善戦した[写真=矢野寿明]
来年1月26日の選抜選考委員会で2校決定
日本高等学校野球連盟は12月8日、第96回選抜高等学校野球大会の21世紀枠候補校の9地区推薦校を発表した。来年1月26日に大阪市内で行われる「21世紀枠特別選考委員会」で2校が決定する。
センバツ21世紀枠は2001年(第73回大会)から導入され、困難克服、少人数部員の克服、地域貢献活動、学業と部活動の両立など、野球の実力以外の部分が評価対象。全国47都道府県高野連からの推薦校から、各地区の会議で9校に絞られた。
秋季地区大会で最上位に進出したのは、全道大会4強の別海高である。別海町は生乳生産量が日本一の酪農の町であり「人よりも牛の数が多い町」としても知られ、漁業も盛んで、ホタテ、北海シマエビ、秋サケ等が有名である。部員19人(うちマネジャー3人)という少人数の中でも工夫を凝らした練習を行うほか、ボランティア活動も積極的に展開する。
伝統校も名を連ねた。1897年創部の仙台一高は・・・
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