
別海高は21世紀枠で春夏を通じて甲子園初出場。選手16人の全員野球で、甲子園での快進撃を誓う[写真=斎藤寿子]
「守り勝つ野球」で誓う旋風
21世紀枠で春夏を通じて、甲子園史上最東端からのセンバツ出場を決めた別海高(北海道)。人口の8倍の乳牛が飼育され、日本一の生乳生産量を誇る。
「この小さな町の小さな学校の小さな子どもたちが、本当にでっかい夢を叶えてくれた。そんな子どもたちには『おめでとう』よりもまずは『ありがとう』と伝えたい」
そう語る島影隆啓監督は別海町出身。町民に請われて故郷の監督に就任したのは、2016年。部員4人からのスタートだったが「当時から町民の皆さんが応援してくれた」と言い、甲子園出場は町の悲願でもあった。
4年ぶり3回目の出場となった昨秋の北海道大会で4強。部員は出場校のなかで最少の16人ながら快進撃を見せた。原動力は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン