5月下旬までリーグ最下位に低迷していたチームに、息吹を与えたのが“キューバの至宝”だった。6月8日に日本デビューを飾ると、クリーンアップの一角を担い、必要不可欠な存在として確固たる地位を築いている。好調の秘訣、日本野球、そして来季に向けた今の心境に迫る。 取材・構成=高橋 透 写真=井田新輔、高塩隆 常に「集中」し日本野球に順応
5月下旬までリーグ最下位に低迷していたチームに、息吹を与えたのが“キューバの至宝”だった。6月8日に日本デビューを飾ると、クリーンアップの一角を担い、必要不可欠な存在として確固たる地位を築いている。好調の秘訣、日本野球、そして来季に向けた今の心境に迫る。
──先日(9月25日)は歯痛で歯科医院に行ったようですが、状態はいかがでしょうか。
グリエル 歯ではなく歯茎の問題だったんだけど、もう大丈夫だよ。日本で歯科医院に行くのが初めてだったから、どういう治療をされるかっていう僕の心構えに問題はあったけどね。
──5月下旬に来日してから約4カ月が経ちますが、日本での生活はいかがですか。
グリエル 生活にもやっと慣れてきたし、ようやく日本の野球にもフィットしてきたと思っているところだ。
──日本での初戦(6月8日、
楽天戦)で、4打数3安打と華々しいデビューを飾りました。来日してすぐに日本野球に順応したかと思いました。
グリエル 日本の投手とキューバの投手の配球や、考え方の違いにに最初はかなり戸惑った・・・
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