
好調を維持する巨人・坂本
大谷よ、隔年二刀流を
いやあ、すごかったですね。エンゼルスの
大谷翔平がツインズ戦で打った今季初ホームラン。バックスクリーン左への特大弾でしたが、大谷のバッティングは、メジャーでも通用するどころか、別格になりつつあります。しかも、まだ24歳でしょ。とんでもない選手です。
僕は、ずっと大谷について思っていたことがあります。たまたま、
イチローも先日の引退会見で同じことを話していましたが、二刀流ではなく、1年を通して、投手として、野手として、どこまでやれるのか、どんな記録を残すのか、隔年で見てみたいのです。
要は“隔年二刀流”です。2つを常に両立させることは確かに素晴らしいのですが、疲労がたまり、故障のリスクも上がるし、どちらの記録も中途半端になって、なかなかタイトルに届きません。野球は記録がすべてではありませんが、やはり大きいものです。特にメジャーですからね。1つでもたくさん獲ってほしい。
イチローは「20勝の翌年、ホームラン50本」と話していましたが、確かに、そんなことができるのは、世界中を見渡しても大谷翔平1人しかいないでしょう。そうだ、一応、断っておきます。イチロー、君の意見をマネしたわけじゃないよ。本当に、ずっとそう思っていたんだ。
日本に目を移せば、巨人の
坂本勇人が開幕から36試合連続出塁のセ・リーグ新記録達成と、好調を維持しています。
たまには、技術論について書いてみたいと思います。
彼は、以前は足を大きく上げていましたが、いまはかなり小さくし、しかも二段ステップのように、一度、引いてから上げるという動きになっています。タイミングの取り方は、各バッターが試行錯誤するものですが、坂本の場合、一気に増えた投手の二段モーションに対応しているのかなと思います。
スイングの特徴は、うまくボールと・・・
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