
11月で38歳になる大島。まだまだ老け込む年齢ではない[写真=矢野寿明]
継続は力なり
中日の
大島洋平が2000安打へカウントダウンに入った。原稿の締め切りには間に合わなかったが、本誌が発売されるころには達成されているはずだ。
あらためて調べてみたところ、大島は2010年のドラフト5位で中日に入団している。今年でプロ14年目で11月には38歳を迎える。私が褒めたいのは、中日一筋で2000安打を達成したことだ。もちろん私もその一人だが、移籍を繰り返してもその価値に何ら変わりはないのだが、入団してからずっとお世話になった球団で達成できたことは、球団への恩返しという意味でも素晴らしいことだ。しかも、大島は地元の名古屋出身。子どものころから中日ファンだったということだから、喜びも格別だろう。
また大学、社会人を経ての2000安打達成は、
古田敦也(
ヤクルト)、
宮本慎也(ヤクルト)、
和田一浩(中日ほか)に次ぐ4人目の快挙。当たり前のことだが、高卒からプロ入りした選手に比べたらスタートが遅く、その点でも難しいわけだが、37歳での到達は見事だ。聞くところによると・・・
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