よく聞かれるのが、「今、プロ野球のユニフォームで、格好良いと思うチームはどこですか？」という質問だ。最近は「オリックス・バファローズかな」と答えることが多い。伝統回帰の読売ジャイアンツや阪神タイガースも悪くないが、バファローズのここ何年かのユニフォーム・デザインはなかなかだ。

　海の向こうのアメリカでは大谷翔平のドジャース移籍と結婚報告に沸く中、並行して話題となったのがユニフォーム・パンツのスケスケ問題である。軽量化を狙った生地が薄過ぎてパンツの中が透ける。開幕までには改良するという話だが、オープン戦で大谷も着用していて、上着の青の裾が微かすかに透けて見えていた。

　そんなMLBが採用した今シーズンの新ユニフォームをコテンパンにこき下ろしているのが、「ユニ・ウォッチ」というアメリカン・スポーツのユニフォーム専門サイトを運営して、スポーツ専門チャンネルのESPNなどでもコメンテーターを務めているポール・ルーカス氏だ。

　日本ではずいぶん前から薄手のメッシュ生地がユニフォームに使用されてきたが・・・