読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は打者編。回答者は現役時代、勝負強いバッティングで球場を沸かせた、元巨人の岡崎郁氏だ。 Q.追い込まれると頭を整理できないまま、打ち取られることが多いです。追い込まれたときの注意点、ボールカウント別で心掛けるべき点などありますか。(東京都・匿名希望) 
今季のセ・リーグ首位打者[打率.326]に輝いたDeNAの宮崎敏郎。0ストライク時は打率.484、2ストライク時は打率.254だった
A.何でも振ってしまうとバッテリーの思うつぼ。覚悟を決めて見逃すことも大事になってきます 私が現役時代には「追い込まれたらストライクゾーンをボール1個分ほど広めに設定して打っていけ」とよく言われていました。0ストライクでは真ん中付近の球に絞って、1ストライクならスイングするゾーンを少し広める、そして追い込まれたら少々ボール球でも振っていこうということです。もしかすると、今でも指導者からこの考えを聞くことがあるかもしれません。しかし・・・
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