読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は内野守備編。回答者は現役時代、遊撃手を経験し、その後三塁へコンバートされゴールデン・グラブ賞を獲得した、元巨人の岡崎郁氏だ。 Q.巨人の坂本勇人選手が昨季途中に三塁へ転向しました。遊撃と三塁ではどちらが難しいのでしょうか。(千葉県・30代・匿名希望) 
プロ野球史上初の遊撃手として2000試合出場を果たした坂本勇人が昨季途中に三塁転向。今季の活躍やいかに[写真=BBM]
A.三塁と遊撃はまったく違うものと思っていい。どちらが難しいかと言えば、どちらも難しい。 三塁と遊撃どちらが難しいか。それは「どちらも難しい」が答えになります。比較すること自体がナンセンスなのかな、と。前後の動きが主の三塁と、横の動きが主の遊撃。同じ内野手ですが、まったく違う守備だと考えるべきですね。
打球処理に限って言えば、内野では三塁が一番難しいポジションで、遊撃が一番簡単です。それは打者からの距離の違いに加えて、角度の違いもあります。二塁、遊撃は・・・
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