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WEEKLY SHOHEI OTANI 頂点を目指せ!

ドジャース・大谷翔平 43年ぶりの対決に向けて「ここを目指し、勝つことをイメージして頑張ってきた。自分がプレーできる喜びをフィールドで出せたら」

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地区優勝シリーズ第6戦、左腕マナイアから追い込まれながらも安打を放った。同第2戦で3打席で2三振に抑えられた相手に借りを返した


 メッツとの熾烈(しれつ)なナ・リーグの優勝決定シリーズを制し、大谷翔平はついに夢舞台へとコマを進めた。20日の第6戦で逆転勝ちし、4勝2敗でシリーズ突破。試合後の記念撮影時には優勝トロフィーを掲げ、ワールド・シリーズ進出達成を心から喜んだ。「やっと来たなと。いよいよ最後のステージに来たと実感がしているところ。この時期までプレーできるのは一握りのチーム、選手たち。恵まれているなというか、感謝というか。やれていること自体が素晴らしいこと」と万感の思いをかみしめた。

 第6戦は味方が1回に1点を先制された。直後の裏の攻撃。一番打者の大谷は第2戦で封じられていた左腕マナイアから中前打を放って出塁した。エドマンの逆転2点二塁打へとつなげ「嫌な流れではあった。前回も抑えられている。素晴らしい投手なのでなかなか自分の思いどおりにいくような打席、チャンス自体が少ないと思っていたが、チームに流れを戻せるような仕事をしたいと思っていた。いい打席になった」と満足そうに振り返った。

 敵地ニューヨークから本拠地ロサンゼルスへと舞台を移し、気分を一新して臨んだ試合でもあった。春先から同じだった登場曲を、マイケル・ブーブレの「フィーリング・グッド」に変更。記者会見で変えた理由を聞かれると・・・

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