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ここからはドラフト会議で指名されそうな、2014年の高校、大学野球をけん引してきた有力選手たちの来季の進路を表にまとめた。ドラフトへ向けプロ志望届を提出した、もしくはこれから提出する選手たち。一方で大学、社会人チームで腕を磨く決意をした選手たちとさまざまだ。その200人の選手たちの進路を一挙に紹介する。

甲子園不出場組の有力選手もプロ志望へ



 投手陣では済美・安樂、盛岡大付・松本を軸に将来性高い顔ぶれが控える。甲子園不出場組では「都立の星」と言われた雪谷・鈴木に、滋賀学園・中嶋、おかやま山陽・藤井、高松北・塹江は潜在能力がある。捕手も豊作で鳴門渦潮・多田、福岡工大城東・山川と充実ぶりが際立つ。

安樂智大[済美]


松本裕樹[盛岡大付]




 野手も横浜隼人・宗、熊本工・西山と脚力のある選手が控える。名門・横浜では2度の甲子園に出場した高濱、淺間も見逃せない存在。

 侍ジャパン組では前橋育英・高橋、智弁学園・岡本、春江工・栗原が有力。

高橋光成[前橋育英]


栗原陵矢[春江工]


岡本和真[智弁学園]



 未提出者では、センバツ4強左腕の佐野日大・田嶋が強豪社会人入りを表明。今夏の甲子園と18Uアジア選手権で名を上げた富山商の左腕・森田は東京六大学でのプレーを目指し、大阪桐蔭の優勝二塁手・峯本も神宮での飛躍を誓っている。

 また、明石商の奪三振マシン・松本、センバツで脚光を浴びた広島新庄の左腕・山岡、夏準優勝の三重のエース・今井と主将・長野も大学進学を表明。

 さらには、今夏の甲子園で93年ぶりに1大会最多タイ8盗塁をマークした健大高崎・平山も大学で腕を磨くつもりだ。北條史也(阪神)の弟である八戸学院光星・裕之も甲子園敗退後に、大学でのプレー続行を明言した。

◆投手

斎藤綱記 北照 198cm86kg 右右 プロ志望
松本裕樹 盛岡大付 183cm80kg 右左 プロ志望
相馬和輝 角館 172cm68kg 右右 大学進学
石川直也 山形中央 191cm78kg 右右 プロ志望
梅津晃大 仙台育英 190cm82kg 右右 大学進学
大和田啓亮 日大東北 174cm68kg 右右 プロ志望
菅野秀哉 小高工 183cm75kg 右右 大学進学
田嶋大樹 佐野日大 182cm74kg 左左 社会人

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