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スペシャル対談

金子千尋×藤浪晋太郎 “投手論”を語り合った!

 



藤浪が習得したい球種を金子が直接指導


──この日米野球ではメジャー・リーグと同じ公式球を使用しています。

金子 試合で使っているボールに関しては気にならなかったですね。試合ではある程度捏こねられてくるので、気になりませんでした。

藤浪 試合球はしっかり捏ねられているのでしっとり感もありましたね。

金子 縫い目は低いかなあ。

藤浪 そうですね。

金子 形も一個一個違うけど、それは知っていることだから、そういうモノだと思って使っている。形が変わると変化球の曲がりなど変わるけど、それはそれでいいよね。

藤浪 僕は、形はそこまで気にならなかったですね。ただボールが違うというだけで、自分の中で意識があるので、その時点で違いが起きます。

金子 違うというだけで気にしているからね。こういうときじゃないと試合でこういうボールを投げないから、いい機会。ただ、変化球はそこまで違和感ないし、ツーシームがいつもより変化するな、というくらい。

藤浪 ツーシームは曲がりますね。でも、金子さんはどの球種でもコントロールされるんで、変化球をいろいろ教わりたいと思っているんです。できれば、チェンジアップを教えてもらいたいです・・・

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