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最大の注目はグリエルの去就


【補強ポイントはここ!】
得点力不足の解消
セットアッパーの充実

▲来季のCS進出に向けて、グリエル残留は今オフ最大のテーマと言える



 9年連続でBクラスに終わった2014年。一時はCS進出争いを繰り広げたが、9月に失速。来季こそは、CS以上の成績が求められる。

 そのためにまず、得点力不足を解消したい。13年はチーム打率.262(2位)、630得点(1位)だった打線が、今季は.253、得点568とともにリーグ最下位だった。最大の要因は、13年に首位打者と打点王に輝いたブランコが、ケガによる3度の離脱で85試合に留まったこと。主砲を失った打線は機能しなかった。そのブランコを放出し、13年に打率.303、18本塁打、55打点をマークした巨人のロペスを獲得。今シーズンは代打など途中出場が増え、前年を下回る成績だったが、安定した出場機会が得れれば、昨季のような成績を残せる力は持っている。

 そして、今ストーブリーグ最大の焦点となっているのが、グリエルの去就だ。今季途中から加入したキューバの至宝は左ワキ腹痛による離脱があったものの、62試合で打率.305、11本塁打、30打点と好成績を残し、CS進出争いに大貢献した。中でも巨人戦にはめっぽう強く、11試合で.421、2本塁打、4打点と強烈な打棒を振るった。去就はキューバ野球連盟次第だが・・・

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