新戦力と現有戦力がかみ合えば1996年以来のVも現実のものに
投打ともに他球団を圧倒する補強に成功した。まずは、12球団NO.1の防御率2.89を記録した投手陣。今季48ホールドポイントをマークし2年連続最優秀中継ぎに輝いた佐藤達、復活を果たした馬原、比嘉、パ・リーグ新記録の40セーブを挙げた平野佳ら盤石の救援陣は健在。ケガさえなければ14年と同等以上の成績を残すはず。先発では
広島4年間で40勝を挙げた
バリントンを獲得し厚みを増した。国内FA宣言中(12月20日現在)のエース・金子の動向次第だが、15 年の先発ローテーションは金子、西、松葉、
ディクソン、バリントンがほぼ当確。残り1枠を前田、井川、吉田一、東明、ドラ1左腕・山崎福らが争う形になりそうだ。
最も期待したいのは打撃陣だ。アスレチックス2Aから中島、
日本ハムからFAで小谷野、ペーニャの後釜として
DeNA・ブランコを獲得。糸井、T-岡田頼みだった打線にトップクラスの打者が加わった。球団幹部も「ダブルクリーンアップを組めるほど。満足いく補強ができた」と自信を見せる。一番・糸井、三番・中島、四番・ブランコ、五番・T-岡田、六番・小谷野の超強力打線が実現。個性あふれる選手たちを森脇監督がどのように並べるかも注目だ。
大型補強に成功したことで・・・
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