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プロ野球2015 挑戦者たちの物語

検証!ヤナギタ伝説

 


規格外の男・柳田悠岐。彼にはウソかマコトか、数々の伝説が存在する。そこで、その真相を本人に直撃!ギータはやっぱり面白い

ボーリングが得意だって本当?


「大学(広島経大)のとき、スゴかったっす。スコアは268出したことあります。週に3、4回はやっていましたからね。1回行くと6ゲームか12ゲームやっていました。6ゲームが1パックなんで。目的はリストっす。リスト鍛えに行っていました。いやーその成果、バッティングに出てますね」

スピードガンで148キロを計測したって本当?


「ホンマです。大学3年くらいのときですかね。練習終わって、スピードガンがあったんで測ってって言って投げたら148が出ました。「オッ」ってなりましたけど、速いだけならいくらでもいるでしょう。広島経大に146とか147とか出すピッチャーいたんで、あんまり変わらないっすよ。「俺、148出るよ」くらいのもんです」

広島ファンだって本当?


「広島出身なんで、もちろんっす。いやー最近スゴイっすよね、盛り上がっています。マツダで試合するときは地元の人たちも見に来てくれたりするんで、頑張ろうって思います」

高校通算11本塁打だったって本当?


「それはもうちょっと打っとるかもしれんですけど、そのへんは曖昧なんで。試合、出られなかったですからね、単純に。2年秋から試合に出られるようになって、実質1年です。最後の夏の大会はベスト4で負けたんですけど、ガリガリでホームラン打てたんで、パワーアップしたらもっと打てるんちゃうと思って、ウエートを始めました。三振もあんましなかったですし、ミートに自信があったんですよね」

読書しているって本当?


「小久保さんに「9」をいただくときに本を読むように言われましたからね。今、読んでいます。小久保さんにいただいたんですよ。何の本かって? それはイヤです。ナイショっす。難しいんですよ」

中大進学の可能性があったって本当?


「可能性っすよ。練習会行って、落ちました。だから野球せんでいいって思ってうれしい感じだったんですよ。でも監督に「やれ」って言われて広島経大へ行くことになったんです。野球やりたくなかったんですよ、本当に。でも、やるなら一生懸命やろうっていう感じでした」

PROFILE
やなぎた・ゆうき●1988年10月9日生まれ。広島県出身。188cm92kg。右投左打。広島商高から広島経大を経て11年ドラフト2位でソフトバンク入団。1年目から一軍出場を果たし、3年目の13年に104試合に出場。昨季は144試合すべてにスタメン出場し、打率.317、15本塁打、70打点、33盗塁の結果を残した。ゴールデングラブ賞、ベストナインを受賞。日米野球MVP。15年は背番号を44から9に変更。
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