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エースを志す男たち

 

チームでたた一人に与えられるエースの座。いつか、チームを背負って立つために、必死に腕を振る男たちがいる。今はまだエースと呼ばれる存在ではなくとも、彼らの活躍はチームの勝敗を左右することになるだろう。

広島・大瀬良大地
偉大な先輩の背中を追って




2014年成績:26試10勝8敗0S、防4.05
NPB通算(1年):26試10勝8敗0S、防4.05

 大きな背中を追いかけながら、慢心なく成長を続ける。2014年のドラフト1位、昨季は先発ローテーションを守り抜き、「最低限のノルマ」である10勝、そして新人王。背番号と同じ、「14勝」を目指す2年目を迎えるにあたっては新球・スプリットに取り組み、投球の幅を広げようとしている。「すべてが参考になる」というエース・前田健太の背中を追いかけ、取り組んだ1年目。妥協なく取り組む姿勢の重要性を知った。そして今季は、黒田博樹というバリバリのメジャー・リーガーの取り組みを間近に見ることができる。「私生活からどのように取り組んでいるのか観察したい」。輝かしい実績を残すために必要な何かをつかむ、その環境は用意されている。

中日・大野雄大
“次期エース”から脱皮




2014年成績:25試10勝8敗0S、防2.89
NPB通算(4年):60試24勝22敗0S、防3.35

 中日のエースといえば、誰もが認める吉見一起という大黒柱がいる。だが、吉見がトミー・ジョン手術を受け・・・

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