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特集・2015球界“ヒット”プレイヤー予測&ランキング

2015年セ・パ最多本塁打者予想

 

パ・リーグ レース展開予測


黒地は「編集部イチオシ」選手


 昨季、チームメートのメヒアと並んで34本塁打を放ち、タイトルを分け合った中村剛也に今季も本塁打量産を期待したい。昨季を含めて本塁打王には5度輝いており、そのうち2009年と11年に自己最多の48本をマーク。13年にバレンティン(ヤクルト)が作ったNPB記録の60本超えも決して夢ではない位置にいる。

 中村に続くのは侍ジャパンの四番打者・中田翔。昨季、シーズン序盤に本塁打を量産しオリックスの快進撃を支えたペーニャ(現楽天)、NPB6年で169本の本塁打をマークしているブランコも故障がなければ、そこそこの本数はマークするだろう。そして、ダークホース的な存在として名前を挙げたのが山川穂高。1年目の昨季は、一軍での本塁打数は2本に終わったが、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところだ。

編集部イチオシ!2015年の主役候補
西武・山川穂高〜誰もが認める潜在能力〜


■1991.11.23=24歳■位置=内野手■球歴=中部商高-富士大



 放たれる飛距離には感嘆するしかない。1年目の昨年、二軍で21本塁打をマークしてタイトルを獲得した山川穂高。そのポテンシャルの高さは誰もが認めるところだ。ただ当然、技術不足の面はある。昨年、一軍で34打席に立ったが安打はわずかに3本。うち2本が本塁打というのはさすがだが、約6割の21打席で2ストライクにされ、打率.100に終わった。つまり、高確率で追い込まれ、打者不利のカウントになると成す術がなかったということだ。

 今年は・・・

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