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2015年セ・パ最優秀防御率投手予想

 

パ・リーグ レース展開予測


黒地は「編集部イチオシ」選手


 やはり、本命は昨年の沢村賞右腕・金子千尋で間違いないだろう。昨年は12球団唯一の1点台(1.98)をマークし、一昨年も2.01と2年連続で抜群の数字を残しており、今年も当然、その活躍が期待されている。

 2位に挙げたのは辛島航。昨季は最下位に終わったチームの中で打線の援護に恵まれなかったが、1年間先発ローテーションを守り抜き、防御率でリーグベスト10入りを果たした。同じく楽天からランクインしたのは、昨季球団新記録の7完封をマークしたエース・則本昂大田中将大(現ヤンキース)の後継者として大車輪の活躍を見せ、最多奪三振を獲得するとともに、防御率ではリーグ4位を記録している。

 また、昨季防御率2点台でベスト5入りを果たした岸孝之大谷翔平も、昨季に続いて高い数字を残すことが予想される。

編集部イチオシ!2015年の主役候補
オリックス・金子千尋〜武器は高い制球力〜


■1983.11.8=32歳■位置=投手■球歴=長野商高-トヨタ自動車



 昨年11月末に右ヒジを手術。3年連続5度目となる開幕投手に向けてリハビリと調整を続けていたが、万全を期すために開幕戦での登板を回避することが決まった。しかし、今季初登板に向けて準備は着々と進行中で、開幕2カード目となるソフトバンク戦(ヤフオクドーム)や、本拠地開幕となる4月3日からの日本ハム戦(京セラドーム)で早々に一軍復帰する可能性もあるようだ。

 2013年は最多奪三振のタイトルを獲得し、沢村賞候補に名前が挙がる活躍を見せながらも、開幕24連勝の偉業を成し遂げた楽天・田中将大(現ヤンキース)の陰に隠れた。しかし・・・

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