“育成力”で戦力が整い打倒ホークスの最有力候補
今オフ、ほとんど補強をしていないのは、持ち前の育成力で若手が育ち、投打に戦力がそろったからだろう。先発陣は大谷、吉川、メンドーサの3本柱に加えて新人王の有原もいる。2015年は不調だった上沢、浦野が復調すれば、十分シーズンを戦い抜けるはずだ。15年にイースタン・リーグで11勝を挙げた高梨にも一軍定着が期待される。
チームのストロングポイントである中継ぎ陣は谷元、白村、鍵谷に、左腕の宮西、石井とバリエーションが増えてきた。ここに新人の上原、新外国人の
マーティンが定着できれば、谷元など登板数の多い投手の負担を軽減できる。抑えに定着した増井には、39セーブを挙げた15年同様の活躍を期待される。
唯一選手層の薄さが心配されるのは内野陣だ。中田、田中賢、中島卓、
レアードの4人がフルに戦えれば問題ないが、ケガなどで欠場した場合は苦戦が予想される。内外野を守れる杉谷は打撃力、走力ともに高いが、それ以外の選手にレギュラー陣と同等の打撃力は望めない。
外野陣の争いは激化が予想される・・・
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