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どこよりも早い!12球団戦力分析2016
阪神・西岡の完全復帰がチームを乗せる

 

西岡の完全復帰がチームを乗せる。懸案事項はクローザーを誰に?




 1年平均約170安打を放ちクリーンアップを担っていたマートンが退団。この穴をマートンの代わりに入団したヘイグ、即戦力と期待されるドラフト1位の高山俊で補えるのか……実力は未知数だが、野手はこれ以上の補強はしていない。

 現状ではヘイグの出来次第の部分はあるが、ほぼ14、15年と同メンバーで戦っていくことになる。その中で金本新監督は、選手たちのマインドを変える作業を行い、現有戦力で打線に厚みを与えようとしている。それが「強くバットを振る」ことだ。

 15年まで、右打者で右打ちのうまい選手、例えば大和などは右方向への意識を徹底させられていた。だが、新体制では、とにかくバットを強く振って、速く強い打球を打つ意識へと変化させている。鳥谷、福留、ゴメスの軸となるベテラン勢が力を発揮した上で、そのほかの選手たちの打撃内容が変われば、チームに勢いを与えることもできそうだ。

 起爆剤としてはケガから完全復帰を目指す西岡の存在・・・

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