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特集・2016春季キャンプレポート
復活を期す中日・岩瀬などセ・リーグのキャンプ注目選手たち

 

ここからは既に紹介した阪神巨人広島を除くセ・リーグ3球団のキャンプレポートをお届けする。

ヤクルト(沖縄・浦添市)・新選手会長の川端を中心に


写真=小山真司


今季もタイトル争いを繰り広げるだろう川端(右)と山田。快音を響かせた



 リーグチャンピオンとして臨む2016年。チームの中心となっているのは川端慎吾だ。今季から選手会長に就任し、あらゆる場面で先頭に立っている。初仕事はキャンプ前日の波上宮参拝。「あまり意識しないようにいつもどおりやっていこうと思います」と語るも、絵馬には「連覇」としたため、今季の活躍を誓った。キャンプ初日にも監督、コーチ、選手全員でキャンプ地・浦添市役所を訪れると真中満監督とともに記念撮影するなど、例年とは違うキャンプインとなった。その後、球場に着くといよいよ練習がスタート。あいにくの雨で室内での練習となったが、笑顔も交えつつしっかりと体を追い込んでいく。

 昨季打撃タイトルを総なめした攻撃陣だが、今季はさらなるレベルアップを予感させた。三冠王を分け合った川端、畠山和洋山田哲人を始め、ケガから復帰したバレンティンもノックやフリーバッティングなどで元気な姿を見せている。

 本塁打王の山田は「走攻守すべてのレベルアップ」を目標に掲げ、特に守備では昨年に続き優先してやっていくつもりだという。川端も「2年連続の首位打者を狙いたい」と語っているだけに、今季も個人タイトル争いがヤクルトの選手たちでヒートアップしそうだ。

 一方の投手陣は・・・

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