MLBの“大谷狂騒曲”もヒートアップ!
写真=毛受亮介、高原由佳 @アメリカ・アリゾナ州ピオリア 激しいサバイバルレースを予告するような嵐の幕開けとなった。
日本ハムのアリゾナキャンプが2月1日(日本時間2日)から始まった。前夜は雷がとどろき、激しい暴風雨。年間で雨の日が20日前後だという現地でも珍しい通称「サンダーストーム」が、一軍生き残りをかけた仁義なき競争の号砲を鳴らした。
アリゾナキャンプには次世代を担うフレッシュな面々がそろう。皆にチャンスがある。
栗山英樹監督はキャンプイン前日に、選手全員へこう訓示した。「競争しますよ、と。経験のある組の何人かは(二軍キャンプ地の沖縄)国頭に残ってもらっている。帰ったら入れ替えするということも伝えてある」。例年以上に厳しく明確な言葉で競争心をあおった。
レギュラー争いの最激戦区は外野だ。センターの
陽岱鋼以外は実力伯仲。その中で筆頭候補は2014年に盗塁王にも輝いた
西川遥輝。定評のあった打撃で昨季は苦しみ、シーズン後半には二軍落ちも経験した男が輝きを取り戻せるか。まずはオフからの自主トレの成果を披露するのがこのアリゾナキャンプとなる。
西川の強力なライバルとなるのが打撃センスの高さが注目されている2年目の
淺間大基だ・・・
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