今年12月に「NPBアンパイア・スクール」が設立される。審判員の新採用にあたっては、すべてこの「審判学校」を修了した者に限られる。日本野球機構(NPB)の井野修審判長に、詳細と展望について聞いた。 文=重光晋太郎(スポーツニッポン)、写真=BBM かつてプロ野球(NPB)の審判員になるには、原則的に3つの方法があった。
(1)NPB退団者の受け入れ (2)アマチュア野球審判員からスカウト (3)一般公募 セ・リーグでは2004年から審判員養成講座、セ・パ両リーグ統合後の12、13年にはNPB審判自主トレへの参加事業を展開していた。NPBの井野修審判長は言う。
「アマチュアからの強い要望もあり、プロと交流する機会を作って、高い技術を持ち帰っていただきたい、と。私どもも『新人発掘』を目的としていたわけではなかったんですが、優秀な人材が集まったんです。こちらの欠員もあり、採用に至った経緯があります」 養成講座、自主トレ参加事業で認められた人材は「育成審判員」として契約・・・
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