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今年のドラフト会議も終了した瞬間から、ゴングが鳴る2015年のドラフト。来年、1位指名の可能性を感じさせる注目選手たちを経歴別に紹介する。このページでは高校生6人を紹介。

好素材の宝庫・神奈川


 全国一の激戦区・神奈川に熱い視線が注がれる。151キロ右腕・吉田(東海大相模)は今夏の県大会決勝(対向上)で20奪三振をマーク。甲子園では初戦敗退(対盛岡大付)したとはいえ、救援で2回3奪三振無失点とネット裏のスカウト陣は「来年の目玉」と絶賛した。タテに鋭く変化するスライダーが武器で、同じ神奈川出身で「右の松井(裕樹、現東北楽天)」と言われるほど。

吉田凌/よしだ・りょう[東海大相模]●1997年6月20日生/181cm72kg/右投右打



 チームメートの小笠原も最速146キロ左腕として脚光を浴びている。夏春連続甲子園を目指した秋は県大会準決勝(対平塚学園)で敗退し、センバツは絶望的だ。

小笠原慎之介/おがさわら・しんのすけ[東海大相模]●1997年10月8日生/178cm82kg/左投左打



 東海大菅生・勝俣は今秋の都大会1回戦(対国学院久我山)で多くのスカウトの視線を集め、投打にわたるセンスの良さを見せつけている。

勝俣翔貴/かつまた・しょうき[東海大菅生]●1997年7月20日生/180cm78kg/右投左打



 本格派右腕・高橋(県岐阜商)は1年春の東海大会でいきなり145キロをマーク。2年春には大台突破の151キロと古豪を支えている存在だ。

高橋純平/たかはし・じゅんぺい[県岐阜商]●1997年5月8日生/181cm71kg/右投右打



 昨春のセンバツ優勝時のメンバーだった龍谷大平安・高橋はボールのキレで勝負するタイプ。最速142キロの真っすぐは一冬超えればスケールアップするはず。

高橋奎二/たかはし・けいじ[龍谷大平安]●1997年5月14日生/177cm67kg/左投左打



145キロ右腕・小川(近江)は近畿No.1。今夏の甲子園でも1勝を挙げ、さらなる飛躍に期待だ。

小川良憲/おがわ・りょうけん[近江]●1997年11月13日生/167cm64kg/右投右打

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