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2015開幕スペシャル

開幕シリーズでデビューしたルーキーたち

 

開幕3連戦で15人ものルーキーたち(支配下1年目を含む)が新たな世界での第一歩を踏み出した。彼らのデビューとは?
写真=BBM

西武・郭俊麟投手




 新外国人の郭が3月29日のオリックス戦(西武プリンス)で来日初勝利。5回まで投げ、2回に小谷野に2ランを浴びるなど3失点も、そのほかの回は無失点と合格点。新人王の資格も持つ右腕がチームを3連勝に導いた。

広島・野間峻祥外野手




 走力と守備力の高さを認められ、開幕一軍をゲットしたドラフト1位・野間は開幕戦(対ヤクルト、マツダ広島)の8回、二塁打を放った松山の代走としてデビュー。第3戦は「一番・右翼」でスタメン出場を果たした。

オリックス・山崎福也投手




 第3戦(対西武、西武プリンス)に地元・所沢で先発も、3安打5四死球3失点と3回途中で降板。「気持ちが入り過ぎて、バランスを崩してしまった。修正できなかった」と肩を落とした。

日本ハム・瀬川隼郎投手




 浦野離脱で3月28日に緊急招集され、同日の楽天戦(札幌ドーム)7回にデビュー。先頭の藤田を三振に取るが、安打と四球で二死一、三塁のピンチを招き降板。不本意なスタートに。

阪神・石崎剛投手




 第3戦(対中日、京セラドーム)で初登板。セットアッパーとして待機も、第1、2戦ともサヨナラの展開で出番なし。いざマウンドに上がれば7球で三者凡退。新人離れの投球だったといえる。

ロッテ・肘井竜蔵捕手




ロッテ・中村奨吾内野手




 3月10日に育成から支配下となった肘井は第2戦(対ソフトバンク、ヤフオクドーム)、9回一死から代打で出場も、サファテの前に3球三振。中村は第3戦の8回に代走出場もホームへは到達できず。ともに本領発揮はこれから。

楽天・入野貴大投手




楽天・福田将儀外野手




 第2、3戦(対日本ハム、札幌ドーム)で「二番・右翼」でスタメンに抜てきされた福田だが、6打数無安打と結果を残せず。一方の入野も第3戦の3回から登板するも3回1/3を7安打5失点。ともにほろ苦いデビューとなった。

巨人・高木勇人投手




巨人・戸根千明投手




 DeNAとの第3戦(東京ドーム)に先発した高木勇は、6回6安打2失点5奪三振の粘投で、球団では青木宥明以来55年ぶりに開幕カード新人勝利。一方の戸根は第2、3戦に1回ずつの連投でいずれもゼロ封と上々のデキ。

中日・亀澤恭平内野手




中日・井領雅貴外野手




 育成で3年間を過ごした苦労人・亀澤が華々しい一軍デビューを飾った。3戦目(対阪神、京セラドーム)で初出場初先発を果たすと、初安打を含む4安打。定位置争いにも参戦か。井領は同試合の7回に代打出場も2打数無安打に。

DeNA・倉本寿彦内野手




DeNA・山崎康晃投手




 倉本は巨人との開幕戦(東京ドーム)から3戦ともにショートで先発出場し、好プレーを連発。打ってもデビュー戦で1安打、第3戦で猛打賞と期待に応えた。抑えの山崎は大勝の第2戦の最終回に試運転、3人でピシャリ。
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