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“プレミア12” 初制覇への戦い

中田翔 “侍”の4番として、まずはチームを日本一に

 

昨季は初のタイトルとなる打点王を獲得。その勝負強さで日本ハムをCSに導いた。今季は序盤戦から本塁打を量産して、好スタートを切った。侍ジャパンでも四番を任されるが、ここまで満足できるような結果を残していない。ただ、3月の欧州代表戦では、逆転勝利につながるプレーを見せた。新たな決意で15年シーズンに挑んでいる。
写真=小山真司



 日本ハムの四番を任されて5年目に突入した。チーム内では誰もが認める主砲で、昨季は自身初の打撃タイトルとなる打点王(100打点)を獲得。2012年に就任した栗山英樹監督は、「オレは翔を信じている」と中田を同年に全試合で四番に固定。それから3シーズンを経て、中田は間違いなく、実力的にも精神的にも大きく成長した。

 だが、侍ジャパンのユニフォームを着ると、別人のように打てなくなる。精神面が大きく影響しているようだ。

「自分の技術で侍ジャパンの四番を打たせてもらうのは、まだ早い。ただ・・・

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