球撮〜今週のベストショット〜
2015.6.3@横浜スタジアム
写真=高塩隆

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驚愕のフルスイング

　体がのけぞるほどのフルスイングから放たれた打球は、勢いが衰えることなくスコアボードへ一直線。6月3日のDeNA戦(横浜)。1点を追う6回一死から推定飛距離150メートルの特大同点弾をぶち込んだのはソフトバンクの柳田悠岐だ。

「真芯というわけじゃなかったんですが、打った瞬間の手応えはありました」とは本人の弁だが、打球は電光掲示板上部に直撃。石川の名前の左横の照明が消えてしまった(写真下)。延長11回にはダメ押しの13号ソロを右翼席へ。柳田の驚愕のフルスイングから飛び出す本塁打に、すべての野球ファンが夢を見る。