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2016自主トレクローズアップ
山田哲人・柳田悠岐・糸井嘉男らの自主トレの模様をお届け!

 

2月1日のキャンプインに向けて選手たちも練習の強度を上げ、いよいよラストスパート!ここでは日本各地、さらには海外で汗を流す男たちの自主トレの模様をお伝えしよう。

ヤクルト・連覇へ向けた戦いがスタート。山田・川端らが愛媛自主トレ


@愛媛県松山市・坊っちゃんスタジアム 写真=佐藤真一



 山田哲人川端慎吾らが1月11日に自主トレを公開した。

 昨季トリプルスリーを達成した山田は、初めて日本シリーズまで戦い、体力不足を痛感。持ち味のスピードを落とさず、かつ1年間戦える体力をつけるため「肉体改造」をテーマに精力的にウエート・トレーニングに励んだ。「チームとしては優勝、日本一。個人としては2年連続トリプルスリーとゴールデン・グラブ賞」と究極の目標へさらなる進化をみせる。

 今季から選手会長に就任した川端は昨季自身初の全試合出場を達成。「全試合出場と2年連続の首位打者」を目標に名実ともにチームの大黒柱になるつもりだ。ヤクルトではそのほかに、飯原誉士や新加入の鵜久森淳志ら全9人が参加している。

 また、川端の妹で女子プロ野球の川端友紀(アストライア)や初参戦の阪神北條史也もともに汗を流した。北條は「一流の選手がいる。少しでも近づけるように」と山田や川端から刺激をもらい、新シーズンへ闘志を燃やした。

約5時間の練習を終えた選手たちは、権現温泉でリフレッシュ。写真左後ろから松井淳、山田、中村悠平、川端、飯原。前列左から荒木貴裕川上竜平谷内亮太



ソフトバンク・伝説のON超えへYM砲が「40発」共闘宣言!


@米国・グアム 写真=上野弘明



 ソフトバンク松田宣浩柳田悠岐は、コラボレーション・トレーニングで共闘を誓った。1月6日からグアムで自主トレを開始したが、本来、松田は松中信彦(15年限りで退団)や福田秀平古澤勝吾(ともにソフトバンク)ら、柳田は糸井嘉男宮崎祐樹(ともにオリックス)らと組む別グループ。それでも、出国便が重なり、トレーニング施設も同じ敷地内だったことで、自然と合同での練習に発展した。

 昨季、トリプルスリーを達成した柳田は、今季は日本初の「40本塁打、40盗塁」を目標に掲げる。オフに手術した右ヒジの経過も順調で、「ガンガン振れています」と、持ち前のフルスイングでティー打撃も再開した。少し前なら他人事として心に留めることができないようなアドバイスも胸に浸みる。平成の三冠王・松中に授かった「四番論」。その場に四番経験者の糸井、松田も加わり、強制的に四番への意識付けをされた。

「無理ですと言ったんですけど、みんなに囲まれて・・・

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