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2016年度指導者研修会

 

スローガンは「輝け社会人野球〜地域の期待と誇りを胸に最高の瞬間(とき)を〜」に決定


 社会人野球の監督、コーチが対象の日本野球連盟(JABA)の2016年指導者研修会が1月9日、東京都内で行われ、約90人が参加した。

 今年度のスローガンが発表された。チームからの応募に加えて今回はJABA会員からも募り、175件のスローガンが寄せられ、その中から川崎市の原田勝一さんの「輝け社会人野球〜地域の期待と誇りを胸に最高の瞬間(とき)を〜」に決定した。

 前年の都市対抗野球大会と日本選手権大会で優勝したチームの監督が講演する「チーム・オブ・ザ・イヤー」は、史上3チーム目の「夏秋連覇」を達成した日本生命の十河章浩監督(近大)が行った。監督に就任した2014年の都市対抗は初戦で零封負け。「優勝をイメージするため」に、自費で決勝戦を選手全員が観戦した。その秋の日本選手権ベスト4で、勝つイメージと自信の基をつくることができたという。また、メンタルトレーニングや接骨院など野球を知らないその道の専門家を呼んで話をしてもらうなど、野球以外に勝つためのヒントを求めたと明かした。関節の動きや体の仕組みを理解したうえで、それまでのトレーニングや練習は間違っていなかったことを確認でき、さらに練習にも熱が入った。「今年は連覇を意識せずに挑戦者として戦う」と締めくくった。

 昨シーズン限りで現役を引退したホンダの西郷泰之さん(日本学園高)を招き、講演を行った。一昨年まで日本代表監督を務めた小島啓民さん(早大)が聞き手として進行した。

 日本学園高から三菱自動車川崎(後に三菱ふそう川崎、現在は休部)に入社。「入ったときは2、3年でクビになる選手と自覚して、とにかく必死に練習した・・・

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