色も気にしないですし、刺しゅうも背番号と名前ぐらい。デザインにはあまりこだわりはないですが、捕りやすさだけは譲れないです。メーカーの方に持ってきていただいたときに、まずチェックするのは、グラブの中でボールが踊らないかどうか。特に土手(根元部分)が山にならないのが絶対条件。土手に当たると、はじきやすいので、エラーの原因になりますからね。

　神宮ではロッカーで手入れしますが、遠征ではいつも宿舎の部屋に持ち帰ってやります。もうプロに入ってからずっとですね。「明日も頼むぞ」って話しかけながら、しっかり磨くんです。大事な相棒ですからね。