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六大学のドラフト候補、上原、高山、谷田、大城、そして横尾の諸君、ネット裏の熱心なファンを忘れないでくれ

 

慶大・横尾のぎこちない守備は、早大の比嘉寿光三塁手を思い出させる/写真=佐藤博


 今週号は、早くもドラフト大特集。今年は、例年になく東京六大学勢の人気が高い。今特集の恒例となった「番付」でも西の横綱が明大の上原健太投手で、東の大関が明大の高山俊外野手だ。さらに、西の大関が慶大の谷田成吾外野手。

 3人とも1年春のリーグ戦から(高山は日大三高時代から)ウオッチングしてきたから(新人戦に出場したときは、こちらも必ず見てきた)、何だか他人とは思えないほど身近に感じる存在だ。

 内野手でも好きな選手が多い。立大の大城滉二遊撃手。とにかく足が速い。だから、守備範囲も広い。高山のスピード100安打ばかり注目されるが、大城もいつの間にか94安打。打も素晴らしいのだ。3割を切ったシーズンがなく、通算打率.347は、高山の.317を上回る。昨秋の対明大4連戦の激闘では、惜しくも敗れてVを逃したが、大城は一番打者で毎試合安打を放った。とにかくコンスタントが彼の持ち味であり強みである。長打力もついてきた。筆者は、東の張出大関に推したいところだ。

 もう1人は・・・

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岡江昇三郎のWEEKLY COLUMN

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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