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自己嫌悪と「書かずにいられるかい!」の間を往復する雑文屋稼業は“アルコール依存症”だ
川上さん、王さんはそこを理解してくれた

 

巨人川上哲治監督は、すべてを分かった上で“哲のカーテン”をしいたのだ


「ジャーナリストにとってありそうなことはすべて真実である」

「もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない」

 これはバルザックの『ジャーナリストの生理学』(鹿島茂訳、講談社学術文庫)からの引用だが、「人間喜劇」を書き続けたフランスの大作家も、ジャーナリズムとは、はなはだ相性が悪かったようで(というより、自らもその世界に身を投じて失敗を繰り返したから)、このようなジャーナリズムとそこに生棲するジャーナリストたちをこきおろし、断罪する書物を書いたのだろう。

 しかし、訳者の鹿島茂さんは・・・

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岡江昇三郎のWEEKLY COLUMN

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プロ野球観戦歴44年のベースボールライター・岡江昇三郎の連載コラム。

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