春夏の甲子園に連続出場。夏は東北勢初悲願まであと一歩に迫る準優勝と、その力投ぶりは高校野球ファンの目をクギづけにした。U-18ワールドカップでもアメリカ戦でフォークを武器に好投し、評価を高めている。 今夏甲子園では決勝までの全6試合に登板したタフネス右腕。テンポよく投げ込む姿や、独特なフォームから140キロ台中盤を計測するストレートの球威など、高校生としては完成度の高い投手だと感じた。甲子園だけでなく、U-18ワールドカップでは日本代表の一員として3試合に登板。一次ラウンドでは米国を完封し、決勝(先発)でも対米国に対して真っ向から挑んだ。高いレベルの経験を積んだことはプロ入り後に必ず生きると思う。
投球フォーム(8.0)は独特。右ヒジがピンと伸びる投げ方なので、体への負担は大きい。特に右肩、右ヒジへのダメージを考慮する必要がある。まだまだ体が成長期だと思うので、球数を制限したりしながら練習に臨んでほしい。筋力を付けていけば、今のフォームでも肩やヒジへの負担が減ると思う。
回転のいいストレート(8.0)は球速以上にキレがある。特に・・・
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