2015年のドラフトで、仙台育英の遊撃手・平沢は2球団競合の末、ロッテがドラフト1位で交渉権を獲得した。野手の最上位での入札重複は異例の展開であったが、16年もその候補が大学生にいる。京田陽太は攻守走3拍子がそろっており、来春の東都に注目だ。 青森山田高時代から大型遊撃手として、各球団のスカウトが動向を追っていた素材。日大では長らく東都二部リーグで過ごすことになったが、今秋に一部に昇格すると、いきなりベストナインに選出された。伸びシロが期待できる選手だけに、来年ドラフトでは、上位候補として注目されることだろう。
打撃フォーム(8.0)はまだ固まっていない。欠点を挙げれば、タイミングの取り方。投手の投球に対して立ち遅れることが多く見られた。今秋の打率が2割台だったのは、ここに原因がある。ただ、スイングの速さやバットの出方などは、非凡なセンスを感じる。内角球のさばき方もうまく、投手との距離感が自分の間合いになれば、自然と率は上がっていく。
選球眼(8.0)はまずますだが、ボールを迎えにいってしまうと、低めの見極めが難しくなる。チームではクリーンアップに座っているだけに・・・
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