すさまじい勢いで日本ハムが猛追するも、いまだソフトバンクのVロードに大きなほころびはなく、1球団の力のみで牙城に迫るのは決して容易ではない。果たして5球団で「包囲網」を敷き、独走を止めることはできるのだろうか。 日本ハム・一丸で進む“奇跡”への道
絶対的王者を猛追し、大まくりへと一丸で進む。日本ハムが打倒ソフトバンクの1番手として急速度で名乗りを上げた。交流戦終盤から負けなしで、破竹の15連勝。最大で11.5も開いていたゲーム差を一気に詰めた。
ロッテと2、3位争いをしている状況でも
栗山英樹監督は開幕から一貫したスタンスを貫く。「2位とか3位でなんてそんなレベルでまったく勝負していない。上しか見てない。俺はずっとソフトバンクしか見ていないよ」と堂々宣言する。
追撃のための機が熟し、視界にとらえ始めた。昨シーズンは2位ながらソフトバンクに記録的な12ゲームもの大差をつけられた。
中田翔は「あの悔しさは忘れていない。それはみんなも同じだと思う」と言うほど、今もファイターズナインの脳裏には悔しさが焼き付いている。
その屈辱からスタートしたのが今シーズンだった・・・
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