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第12位タイ(4票)

鈴木孝政[中日1973〜89年]


NPB通算成績 586試合124勝94敗96S 防御率3.49
最高球速 155km/h

伸びる速球の初代セーブ王

 最も速かったのは75、76年ごろのリリーフ時代。75年は新設された最多セーブを獲得し、球宴でも活躍した。76年に球速表示のない球場で、関係者がネット裏からスピードガンで計測すると、155キロが出たという。

投票者&選出理由コメント
和田 豊[阪神] スピードガン表示ならほかに速い投手はいたが、一番タイミングが合わなかった。回転がキレイで重く感じる球だった
高 信二[広島] ボールに伸びがあって、こちらがバットを出すコースのイメージを超えてきた
二宮 至[DeNA] ピューンと跳ねるような直球で全部ボールの下を空振りしてしまう。初対戦で三振したことを覚えている
田代富雄[楽天] スピードガンの数字ではもっと上がいるんだろうけど、球の質が違った。地を這うようにドンと来た

山口高志[阪急1975〜82年]


NPB通算成績 195試合50勝43敗44S 防御率3.18
最高球速 不明

速球一本で勝負!小さな剛腕

 170センチの体から全身を使ったダイナミックなフォームで豪速球を投げ込んだ。スピードガンのない時代のため実際のスピードは不明だが、160キロ近くは出ていたとの証言もある。試合の終盤でも球速が落ちなかった。

投票者&選出理由コメント
立花義家[ロッテ] マウンドが近く感じたね。直球がうなっていたように感じたし、腕がマシンのようにしなっていた
柏原純一[日本ハム] キレのある球で、スピンがよく効いていた。とても速かったね!
新井宏昌[広島] うなるような真っすぐで、球質も重かった。ケガがなければものすごい成績を残していたと思う
野村克也[元南海ほか]

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