週刊ベースボールONLINE

2014広島カープ大特集 第3弾

広島 一岡竜司 若き右腕のシンデレラストーリー

 

広島入団直前に手にした2つの武器



──6月9日に右肩痛で登録抹消となりましたが、首位争いを演じるチームで重要な役割を担ってきたことをどうとらえていますか。

一岡 やりがいもありますけど、一番は一軍で投げる喜びですね。自分が貢献できていたとは全然思えなくて、平然と9回を投げているミコとか、当然のように回をまたいで投げる廉のすごさをいつも感じています。

──これまでは1イニング限定の起用に限られていました。

一岡 その点で2人に比べるとまだまだだなって思うんです。僕の中で回またぎは課題です。昨年オフのプエルトリコでのウインター・リーグではその克服のために先発で投げたんですけど、今後、その成果を出せる機会もあると思うんで、そのときを万全で迎えられるようにしたいです。

──そういう覚悟はある?

一岡 「行け」と言われれば行くのがリリーフなんで。

──回またぎを苦手としている原因は?

一岡 気持ちの問題ではないですけど・・・

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